離乳食、意外と塩や砂糖が入っていた話

「7ヶ月から」と書いてあるのに、なぜ塩や砂糖が入っているのか

市販の離乳食を買うとき、なんとなく「月齢に合わせて作られているから安心」と思っていました。
でも、ある日ふと成分表を見てみたら、あれ?と思いました。

塩、入ってる。
砂糖も、入ってる。

「7ヶ月から」と書いてあるパッケージなのに。
赤ちゃんはまだ塩分も砂糖も控えた方がいいと聞いていたはずなのに、なぜ入っているんだろう。
気になって少し調べてみました。

赤ちゃんの腎臓は、まだ塩分を処理できない

まず塩分について。
**赤ちゃんの腎臓は、塩分を排出する機能がまだ十分に育っていないと言われています。**
摂りすぎると、腎臓に大きな負担がかかってしまうそうです。

さらに赤ちゃんは、塩分を摂りすぎて喉が渇いても、自分で水分を補給することができません。
だから大人よりも食塩中毒のリスクが高いと言われています。

具体的な量で見ると、離乳食初期(生後5〜8ヶ月ごろ)の塩分量の目安は1食あたり0.1g。
指2本でつまんだ量がだいたい0.5gなので、この時期はあえて味をつける必要すらないレベルなんです。

それを知ると、「7ヶ月から」の市販品に入っている塩分の量が、急に気になってきます。

砂糖を先に覚えると、他の味がわからなくなる

砂糖については、また違う理由がありました。
赤ちゃんは生まれつき甘いものが大好きです。
だから、離乳食の初期に砂糖の甘さを覚えてしまうと、他の食材本来の味を「物足りない」と感じるようになってしまう可能性があるそうです。

この時期に経験させたいのは、甘さそのものではなく、にんじんの味、かぼちゃの味、お米の味。
素材そのものを知ってもらう時期に、先に「甘い」を覚えてしまうのは、もったいないことなのかもしれません。

消化への負担という面でも、糖分は赤ちゃんにとって軽くない存在のようです。

【推測】市販品に塩や砂糖が入っているのは、なぜなのか考えてみた。

ここまでは調べてわかったことです。
ここからは、なぜ市販品にあえて入れているのか、私の推測も交えてまとめてみます。
調べてわかったのは、月齢が上がってくる商品には「大人の食事に近づけていくため」という目的で、ごく微量の塩が使われているケースがあるということ。
これは納得できる理由でした。
ただ、それだけではない気もしています。

ここからは私の推測ですが、
①食べさせやすくするため。少し味がついていた方が赤ちゃんも食べてくれやすく、結果的に「よく食べる」商品として選ばれやすいのかもしれません。
②保存性のため。常温で長く保存する必要がある市販品には、塩や糖が品質を安定させる役割も持っているのかもしれません。
③開発者の味覚基準。商品を作るのは大人です。大人が「薄目でもおいしい」と感じる基準で味を調整すると、自然と大人寄りの味付けになってしまうのかもしれません。

このあたりは、調べて確証を持てたわけではなく、あくまで私の想像です。
でも、知っておくと成分表の見方が変わってくる気がします。

市販を否定したいわけじゃない。でも、成分表は見るようになった

ここまで書いてきましたが、市販の離乳食が悪いと言いたいわけではありません。
仕事をしながら、毎食手作りするのは正直しんどいです。

市販品があるおかげで、離乳食期を乗り越えられている部分は大きい。
むしろ感謝しています。

ただ、「月齢に合っているから大丈夫」と思い込むのではなく、成分表を“ちらっと見る習慣”がついたのは、今回調べてみてよかったことでした。
知ってから選ぶ。
それだけで、市販品との付き合い方が少し変わった気がします。

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