娘が生まれて、最初に悩んだのは寝かしつけでした。
抱っこしてもなかなか寝ない。電気を消しても泣く。何かルーティンを作れば寝てくれるかもと思い、選んだのがこの一冊です。
「おつきさまこんばんは」。娘にとって、2冊目の絵本でした。
紺色の夜に、まんまるのお月様
この絵本の第一印象は、とにかくビジュアルのインパクトです。
深い紺色の背景に、大きくて丸くて黄色いお月様。シンプルなのに、目を引く。大人が見ても「きれいだな」と思う一冊です。
文字数は少なく、ストーリーもシンプル。雲がやってきて、お月様が隠れて、また出てくる。それだけです。でも0歳の赤ちゃんには、このくらいがちょうどいい。
寝かしつけルーティンに組み込んだ
わが家の寝かしつけスタイルは、リビングで読み聞かせをしてから寝室に連れていく方法です。ベビーベッドしかないので、一緒にゴロンしながら読むことができない。だからリビングで読み聞かせを済ませて、眠そうになったら寝室へ、という流れにしています。
この絵本を、その「寝室に連れていく直前」のルーティンに組み込みました。
最初のうちは、うまくいっていたんです。
静かな声で読むと、娘がじっと絵を見てくれる。なんとなく落ち着いた空気が流れて、そのまま眠そうになってくれる。「これはいけるかもしれない」と思っていました。
お月様を見ると、笑って起きる
ところが。
生後7〜8ヶ月になったころから、様子が変わりました。
お月様のページを開いた瞬間、娘が満面の笑みを浮かべるようになったのです。
キャッキャと声をあげて笑う。手足をばたつかせる。どう見ても、眠る気ゼロです。
いいことなんです、反応してくれるのは。絵本を楽しんでいるということだから。でも目的は寝かしつけなので、そこは複雑な気持ちです。結局そのまま寝ないし。
お月様に毎晩笑いかける娘を見ながら、「寝かしつけ、どうしよう」と思っている夜が続いています。
0歳の赤ちゃんにおすすめしたい理由
寝かしつけには使えなくなりましたが(わが家比)、絵本としては本当におすすめです。
文字が少ないので、読み聞かせに慣れていないパパでも読みやすい。絵がシンプルで色のコントラストがはっきりしているので、視力が発達途中の赤ちゃんにも見やすい。そして何より、お月様の表情がかわいい。
「0歳から読める絵本を1冊選んで」と言われたら、迷わずこの本を挙げます。
まとめ
寝かしつけのために買ったのに、笑顔で目が覚める絵本になってしまいました。
でも、娘がお月様を見てキャッキャと笑う顔は、この世で一番かわいいものの一つだと思っています。まあ、寝かしつけはまた別の方法を考えます。
おつきさまこんばんは(林明子/福音館書店)、0歳のお子さんへのプレゼントにも、ぜひ。
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